ちょっとウンチクを。
ソムリエナイフで有名なラギオールナイフですが、実は登録商標にはなっていません。
「ラギオールナイフ」は、一般名詞です。
もともとはフランス・Laguiole(ライヨール)村で作られた独特の形をした折りたたみナイフが、パリで脚光を浴び、パリジャン発音によりラギオールと呼ばれるようになりました。
特にソムリエたちに使われるようになり、「ラギオールナイフ」は有名になっていきます。
ソムリエナイフとして有名なのが、スキップ(SICP)社のシャトーラギオールです。
Laguiole(ライヨール)村でのナイフの製造は一時期廃れてしまいました。
しかし、「ラギオールナイフ」発祥の地ということで、1980年代に復活しました。
フォルジュ・ドゥ・ライヨール社ライヨール ソムリエナイフです。
テーブルナイフは世界で最高級のホテル、7つ星ブルジュ・アル・アラブ(ドバイ)に納品されるなど世界でもトップクラスのカトラリーです。
スキップ社のシャトーラギオールとフォルジュ・ドゥ・ライヨール社ライヨール ソムリエナイフは、どちらも「ラギオールナイフ」の元祖を主張して争っています。
ラギオールカトラリーの特徴は、独特のカーブを描くラギオールナイフにあります。
ラギオールカトラリーには、スキップ(SICP)社のシャトーラギオールやフォルジュ・ドゥ・ライヨール社のほかにも、Couteaux社、Jean Dubost Laguiole(ジャン・デュボ ライヨール)社があります。
(写真はDubost Laguiole(ジャン・デュボ ライヨール)社のスプーン・フォーク・バターナイフのセット)
